「横向きに生えている親知らずを抜いたほうが良いと歯医者さんにいわれました。
腫れたり、痛みが出たことはあるけど、今は痛くありません、抜くべきでしょうか?」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
では、歯医者さんはどうして抜歯したほうがいいといったのでしょうか??
横向きの親知らずや、生えきってない場合、清掃性が悪い場合がとても多いです。
清掃性が悪いということは、歯ブラシが届かない、磨けていないとゆうところがでてきてしまうということです。
そうすると、周りの歯茎を温床に細菌が繁殖しやすい環境がととのってしまいます。
細菌が繁殖すると、腫れたり、歯を支えている骨を溶かしていってしまいます
お薬で腫れがひいたり、痛みがなくなったりしますが、全ての細菌を退治することはできません。。。
根本的に解決するには、汚れが停滞しないようにするほかありません。
すでに腫れたり、イタイといった症状が何度かあった場合、歯周ポケットが深くなり、物理的に歯ブラシでは汚れを
とれない場合や、親知らずのせいで、手前の歯との間が磨けず、手前の歯にも影響がでてしまったりと、悪循環になってしまうケースが少なくありません。
そういった場合や、リスクが高い場合などは抜歯をすすめる医院がほとんどなのではないでしょうか?
もちろん、治療の選択をするのは患者さん一人一人ですから、しっかりと納得したうえでどうするか決めていきましょう

では、抜歯した後ってどうなっちゃうの?と怖い方も多いのでは?
抜歯後の注意事項
などはしっかり把握しておきましょう
1 まず抜歯後、ガーゼを30分ぐらいかんでおきましょう!!(一旦出血が止まって、再度出血した場合でも、ティッシュなどを丸めて
しばらくしっかりかんでおききましょう)
2 ぶくぶくうがいは3日はさけましょう(抜歯した部分に血の塊ができることで傷口が治っていきます。ぶくぶくうがいすると、血の塊が
剥がれてしまい、ドライソケットという痛みの原因にもなってしまうことがあります)
3 激しい運動や入浴、飲酒なども最低1日はお休みしましょう。(血行がよくなると出血しやすくなり、傷口が治りにくくなってしまいます)
4 冷やしすぎは禁物(痛いから冷やすことはいい事ですが、冷やしすぎてしまうと、血行が悪くなり、傷の治りを妨げてしまいます。頬に当てる
のは、氷水を軽くしぼったタオル程度にするのが◎ )
5 鎮痛剤は痛くなる前に(痛みが強くなると痛み止めは効きにくいもの。我慢せずに、痛くなりそうかな?と思ったら痛み止めを飲みましょう!
もちろん、まっすぐ生えていたり、噛みあう歯があり、しっかり磨けるような状態であれば全く抜く必要もないです!!
私の親知らずは大丈夫かな?と思ったら、お近くの歯医者さんに相談してみてください


