クリニックブログ

2021.10.12更新

iTeroとは、口腔内を撮影する光学式口腔内スキャナーです。

今まで型どりといったら粘土みたいな材料や、ゴムみたいな材料を想像される方も多いとおもいます。

当院では数多くのインビザライン(マウスピースタイプの矯正)をおこなっていますが、

そこでとても重要なのがやはり”型どり”です

今でも多く使われているアルジネートといわれる型どりの材料であったり、シリコーンという型どりの材料であったりと

日々進化している歯科医療ですが、そういった材料を用いても、運搬中に破損したり、何かしらの力が加わったりすると

どうしても変形してしまう事があります。

iTeroを使用した型どりはデータによって管理できるので、型どり材の歪みによる誤差が発生しないため、

より精度の高い歯型の採取が可能となります。

現在、歯科医療現場で使用されている3Dスキャナーはいくつか種類がありますが、

その中でもインビザラインの型どりにも対応しているのはiTeroのみなんです。

より精密な型どりが可能になり、治療シュミレーションもより細かく正確に算定することができるようになるため、

確実な治療結果をお届けできるようになりました。

                                                    itero

インビザラインはもちろんのこと、ジルコニアやセラミックスの型どりもできます。

お口の中で材料を固まるまで待たなければいけない、そもそも、型どりの材料が苦手・・という方にも

きっとご満足いただける治療だと確信しております。

 

当院では、矯正を受ける前に矯正の無料相談を受け付けております。

矯正の概要であったり、セカンドオピニオンなどを希望されている方も同時に受付しております。

実際にお口の中を拝見し、ご自身に合った治療法をご提案させていただいておりますので、まずはご相談ください!!

10月、矯正医による矯正の無料相談日

19日(火) 21日(木) 23日(土) 30日(土) となっております。

11月、矯正医による矯正の無料相談日

2日(火)  7日(日)  9日(火)  18日(木)  23日(火)  27日(土)

事前予約制となっておりますので、お電話でのご予約をお待ちしております。

 

※iTeroでのスキャナーは医療保険の適応ではないため、保険外の治療で使用することができます。

 また、治療部位の状態によってはまれに使用できない場合があります。

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

2021.10.03更新

今回は、いったいどうやって歯周病が脳の病気に影響を与えるのかを考えていきましょう。

そもそも、歯周病は歯周病菌が引き起こす感染症です。

歯の隙間や歯周ポケットのプラークにかくれている歯周病菌が歯茎に炎症をおこしてしまうということはご存じの方も多いと思います。

炎症を起こすとハグキが腫れたり出血しますよね?出血するという事は、はぐきに破れたところがあるということになります。

その破れ目から血流にのって、体の中に自由に入り込んでしまいます。想像するとちょっとぞっとしませんか?

しかも、アルツハイマー型認知症の原因物質の増加に関係するPg菌は腫れたはぐきからの血液が大好物。

なので、そのままにしていると、Pg菌に餌をあたえて培養しているような状態に・・・

もちろん免疫細胞が黙っていません!免疫細胞は頑張って戦いますが、培養された菌の数が多いと取りこぼしももちろんでてきます。

そして、必死に戦う免疫細胞たちの過剰反応が、老人斑アミロイドβの増加というさらなる事態を引き起こしてしまいます・・

 

ではおさらいです!

歯周病になり、Pg菌が粘膜の破れ目から侵入!!robotrobotrobot

        

免疫細胞が決死の戦いをし、アミロイドβが増加してしまう免疫細胞が決死の戦いをし、アミロイドβが増加してしまう歯周病

Pg菌とアミロイドβが血管に入り込んで自由に移動~

         ↓

脳の血管に到着

         ↓

Pg菌の誘導で脳内にアミロイドβが増えていきます←これがアルツハイマー型認知症の原因に・・・

 

悪循環としかいえませんね。どんどんたまっていくというのが驚きで、これをそのままにするなんて怖すぎる・・

できるだけ早い段階から歯周病治療を開始、予防していくことで認知症のリスクを軽減できるなら儲けもの!!

と筆者は思っております(笑)

                                                    歯周病による全身疾患

予防歯科とは、もはや虫歯の予防ではなく、カラダに起こりうる疾患の予防といっても過言ではないという事は

知っていて損なし!!

体の仕組みとはとても複雑で、解明できていないこともたくさんありますが、こういった研究でわかってきていることを

みんなで共有し、知るという事がとても大事!!

口臭ってやはり気になる方は多いと思います。実際、歯周病や虫歯になると菌がそこに常にあるという事なので、どうしても

臭ってしまうケースが多いです。が、自分自身の臭いにはなかなか気づけない。

お父さん、お母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、またパートナーがいる方が気づいたら、言いづらいとは思いますが、

「こんな病気になっちゃう可能性あるから、一緒に歯医者さん行こう!!」と誘ってあげてください!

ニオイってとてもデリケートな部分なので、やはり他人からは言いづらい・・でも家族だったら?

将来のことを考えるとやはり誰しもがピンピンした状態で歳を重ねたいって思うとおもいます。

その第一歩として、お医者さんでのカラダの内面的な検診と同じく、歯医者さんでの検診もとても重要です!!

 

もし気になる事などありましたら、当院でも積極的に検診や歯周病治療を行っておりますので、

ご予約のご連絡をお待ちしております!!

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

2021.10.03更新

何度かこちらのブログでも取り上げてきた、歯周病と認知症の因果関係を

今回は少し深堀りしていこうと思います!!

なんとなくみなさんも耳にすることがふえたかもしれませんが、臨床研究でもつぎつぎと報告されてきています。

重度の歯周病を患う人は認知症になりやすい だとか、歯周病にかかっている認知症の患者さんは認知症の症状の進行が速いという事実。

アルツハイマー型認知症で亡くなった患者さんの脳内から、歯周病と関連のあるPg菌が発見されたのです。

では、アルツハイマー型認知症へのPg菌の関与から科学的にみてみると?

 

Pg菌が起こす炎症によってアルツハイマー型認知症の原因物質が体内に増える事。

そこに老人斑アミロイドβを脳内へとPg菌が誘導しているということも明らかになっていますgangan

超高齢社会を迎え、今後、さらに認知症患者が増える事に警鐘をを鳴らし、国をあげて認知症対策に取り組んでいる日本の皆さんの健康寿命に

役立てていきたいからこそなんです!!

せっかく長生きできるなら、健康でいたいというのは同じ目標だと思うからです。

こんなことを言われても、私はまだ大丈夫と思っている方にぜひ歯周病予防の大切さを受けてもらい、

まわりの大切な人にもどんどん広めていってほしいと考えています。

私たち、歯科医療関係者はこういった対策などを発信する事はできますが、

何より重要なのは、自分の身近な人の言葉なんです。

 

歯ブラシだけでは防ぎきれない歯周病という病気と向き合うことを願っていますclovercloverclover

今回はここまでにして、次回は歯周病菌がどうやって脳に影響していくかをお伝えしていきますのでお楽しみに!!

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

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