知覚過敏というと”歯がしみるだけ”とほおっておいている方もいらっしゃるのでは?
虫歯じゃないのに歯がしみるのはとてもストレスですよね・・・
ではなぜ虫歯ではないのにしみる症状が出るのでしょう?
まず、歯は大きく分けて3層の構造になっています。
真ん中には神経、神経のまわりを象牙質が覆っていて、私たちが食事するときに使っているのは象牙卒の上の
一層であるエナメル質です。
このエナメル質がなんらかの理由で部分的にかけてしまったりけずれてしまったりすると、象牙質がむきだしな状態に
象牙質は繊維状のパイプの束みたいなものなので、外部からの刺激が神経のほうへ伝わってしまい、
「冷たい、熱い、甘い」などの刺激が伝わりキーンという痛みになると考えられています。
では、なぜ知覚過敏になるのでしょうか?
歯ぎしりや、歯ブラシが強く当たっているなどの日常的なことが原因になることが多いようです。
歯ぎしりは直接歯を削っているようなもので、知覚過敏のほかにも歯が破折してしまったり、咬耗により
歯が削れてしまうなんてこともあります。歯周病の誘因にもなるので甘く見てはいけませんね!!
歯ぎしりの刺激を軽減するための専用マウスピースを製作するなどの対策もできますので、
不安になっている方や、歯を大切にしたい方はぜひ一度お近くの歯医者さんに相談してみましょう!!
知覚過敏なのか虫歯なのかのもしっかり診断してもらいましょう☆