クリニックブログ

2021.11.07更新

前回は保険でできる被せ物についてお話をしていきました。

今回は保険外の治療でつかう”ジルコニア”という材料を使った被せ物についてお話していこうと思います!!

 

保険診療外の治療で今まで主に使われてきていたオールセラミックスやハイブリットセラミックスなどは今でも大活躍してくれていますが、

被せ物も進化をとげてきていて、さらに開発されたデジタル技術で作るジルコニアっていう素材が主流になってきています。

もちろん、部位によって、あるいは被せ物の種類によって使い分けが必要になります。

ではそれぞれのメリット、デメリットを簡単におはなししていきますね!

「ハイブリットセラミックス のメリット」

・装着時、透明感があり審美性が高い

・弾力のある素材

「ハイブリットセラミックス のデメリット」

・大部分がレジン(プラスチック)なので、吸水性があり、変色しやすい。

・弾力はあるが、経年劣化しやすい素材。

・強度があまりない為、大臼歯(奥歯)にはあまり適さない。

・保険診療外の治療である

 

「セラミックス のメリット」

・透明感があり、審美性が一番高い。

・レジンを添加していないので、変色しない。

・汚れが付着しにくく、ついたとしても落としやすい素材な為衛生的。

「セラミックス のデメリット」

・強い衝撃には弱く、歯ぎしりやくいしばりなどをする方には不向き。

・保険診療外の治療である

 

ではいよいよジルコニアのご紹介!!

もしかしたら、こんなこと聞いたことがあるんではないでしょうか?

「ジルコニアって硬すぎて噛みあう歯に悪い」や、「白すぎる」など・・

ジルコニアの真骨頂である”硬い”というのはその通りです!とても硬く、人の手で製作することが困難というかほぼ不可能なほど。

ただ、硬いからといって嚙合わせる歯に悪いというのは都市伝説といっていいぐらい。

なぜなら、ジルコニアは硬質で傷みにくく、傷みにくいということは傷がつきにくい。

装着する前に高さやきつさを調整し、しっかり研磨することによって表面のツルツルピカピカが持続します。

なので、むしろ他の材料よりもかみ合わせの歯に優しいといえるんです!!

あとは「白すぎる」という問題

なぜ白いのかというと、白くて高強度にするためには、結晶を集めてぎゅっと密度を高くする必要があります。

セラミックスにも補強のために結晶を一部つかっていますが、その結晶を集めてかたくしたものなのです。

その結晶の色はというと「白」なんですね。なので透過性もなく、そのまま使うと高密度なので光を通さない、いわゆる白色になってしまうというわけです。

ですが、そこにセラミックス色の再現を利用して築盛することでキレイな歯の色にすることもできますし、透光性のあるジルコニアなんかも

でてきています。(ただし、透光性を出せば出すほど、強度は低くなりますが、それでもセラミックスの倍ぐらいの強度は有しているんです)

 

「ジルコニア のメリット」

・白なので、審美性がいい

・強度が高く、こわれにくい

・耐久性や生体親和性に優れている

・汚れが付着しにくく、ついたとしても落としやすい素材な為衛生的

・劣化しにくい

「ジルコニア のデメリット」

・光の透過性が低い為、ジルコニアの種類によっては白浮きしてしまう(特に最高強度のジルコニアを選んだ場合)

・保険診療外である

 

当院では、治療部位や嚙み合わせの状態をみてベストな治療ご提案させていただいております。

もし気になる方はぜひご来院ください~

 

 

 

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

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