クリニックブログ

2021.11.07更新

今までも、糖尿病や認知症などの原因にもなりうる歯周病のお話は何度かしてきました。

では、虫歯や歯周病が進行し、歯を失ってしまった後って・・・

まずは、糖尿病の人と健康な人の要介護状態になるリスクからみていきましょう

基準値1とすると、糖尿病の人は3,5倍!!まさか倍以上とは・・・nnn

では歯の本数と要介護状態になるリスクは??

20本以上歯がある方は1(基準値)、0~9本しか歯が残っていない人は・・・15倍以上gangangan

要介護状態ということは、カラダをうまく動かせないなど”寝たきりの状態”になるといっても過言ではありません

要介護になるリスクを減らすためにも、おいしいものを長く食べるためにも歯というのはとても大事な体の一部なんですね。

 

「すでに歯があまりないんですけど、、、」という方も

毎日の習慣がとても重要になってきます。

例えばしっかり入れ歯をいれてたくさん咀嚼すること。インプラントを入れて噛みやすくすることなど

が必要条件になってきます。

勘がいい方はおきづきかもしれません

はい、その通り”噛む”という動作がとても重要だといわれています。

歯が抜けてしまって、「入れ歯にしたけど入れ歯が痛くて噛みにくいからつけてないんです」

っていう方が以外に多いんです。入れ歯を入れずに噛もうとすると、噛むというよりはハグキでつぶしてベロでおしつけてさらにつぶして

食事をするんですが、そもそも噛みきったりすることができないために柔らかい物を必然的に摂取するようになります。

また、そもそも顎の働きははぐきの上にある歯と嚙合わせるようにできており、はぐきとはぐきでごはんを食べ続けると

過度な負荷がかかり、顎関節が変形していってしまうんです。

そうするとかまくなり、噛みこめないのでふんばりがきかず転倒しやすくなってしまったりと悪循環になります。

歯を失うと、骨吸収がおこります。刺激がない歯茎の下の骨が、必要なくなったらなくなっていくようなイメージです。

インプラントなどをいれれば、歯の代わりに入ったフィクスチャーが骨に刺激を与えてくれるので、骨吸収も起こしにくくなります。

健康寿命を延ばすことはもはや自分の為だけではなく、大切な家族のためにも”噛む”という事がとても大切だという事が

わかっていただけたら筆者も感無量です。

これから本格的に高齢化社会の到来です。ご自身の少しの努力でみんな幸せに日々生活していけるって素敵ですよね

ぜひ自分だけではなく、パートナーや彼氏、彼女と。またお母さんやおじいちゃんと一緒に歯医者さんで定期健診を受けることが

当たり前になる時代になることが未来の日本を支えていく鍵となる事でしょう!!

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

2021.11.07更新

前回は保険でできる被せ物についてお話をしていきました。

今回は保険外の治療でつかう”ジルコニア”という材料を使った被せ物についてお話していこうと思います!!

 

保険診療外の治療で今まで主に使われてきていたオールセラミックスやハイブリットセラミックスなどは今でも大活躍してくれていますが、

被せ物も進化をとげてきていて、さらに開発されたデジタル技術で作るジルコニアっていう素材が主流になってきています。

もちろん、部位によって、あるいは被せ物の種類によって使い分けが必要になります。

ではそれぞれのメリット、デメリットを簡単におはなししていきますね!

「ハイブリットセラミックス のメリット」

・装着時、透明感があり審美性が高い

・弾力のある素材

「ハイブリットセラミックス のデメリット」

・大部分がレジン(プラスチック)なので、吸水性があり、変色しやすい。

・弾力はあるが、経年劣化しやすい素材。

・強度があまりない為、大臼歯(奥歯)にはあまり適さない。

・保険診療外の治療である

 

「セラミックス のメリット」

・透明感があり、審美性が一番高い。

・レジンを添加していないので、変色しない。

・汚れが付着しにくく、ついたとしても落としやすい素材な為衛生的。

「セラミックス のデメリット」

・強い衝撃には弱く、歯ぎしりやくいしばりなどをする方には不向き。

・保険診療外の治療である

 

ではいよいよジルコニアのご紹介!!

もしかしたら、こんなこと聞いたことがあるんではないでしょうか?

「ジルコニアって硬すぎて噛みあう歯に悪い」や、「白すぎる」など・・

ジルコニアの真骨頂である”硬い”というのはその通りです!とても硬く、人の手で製作することが困難というかほぼ不可能なほど。

ただ、硬いからといって嚙合わせる歯に悪いというのは都市伝説といっていいぐらい。

なぜなら、ジルコニアは硬質で傷みにくく、傷みにくいということは傷がつきにくい。

装着する前に高さやきつさを調整し、しっかり研磨することによって表面のツルツルピカピカが持続します。

なので、むしろ他の材料よりもかみ合わせの歯に優しいといえるんです!!

あとは「白すぎる」という問題

なぜ白いのかというと、白くて高強度にするためには、結晶を集めてぎゅっと密度を高くする必要があります。

セラミックスにも補強のために結晶を一部つかっていますが、その結晶を集めてかたくしたものなのです。

その結晶の色はというと「白」なんですね。なので透過性もなく、そのまま使うと高密度なので光を通さない、いわゆる白色になってしまうというわけです。

ですが、そこにセラミックス色の再現を利用して築盛することでキレイな歯の色にすることもできますし、透光性のあるジルコニアなんかも

でてきています。(ただし、透光性を出せば出すほど、強度は低くなりますが、それでもセラミックスの倍ぐらいの強度は有しているんです)

 

「ジルコニア のメリット」

・白なので、審美性がいい

・強度が高く、こわれにくい

・耐久性や生体親和性に優れている

・汚れが付着しにくく、ついたとしても落としやすい素材な為衛生的

・劣化しにくい

「ジルコニア のデメリット」

・光の透過性が低い為、ジルコニアの種類によっては白浮きしてしまう(特に最高強度のジルコニアを選んだ場合)

・保険診療外である

 

当院では、治療部位や嚙み合わせの状態をみてベストな治療ご提案させていただいております。

もし気になる方はぜひご来院ください~

 

 

 

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

2021.11.07更新

今回は被せ物について少し深堀りしていこうと思います。

保険適応の被せ物といえば皆さんもおなじみの金属を使った”銀歯”といわれるものだと思います。

最近は部位によっては硬質レジンという、プラスチックを使った被せ物も使えるように進化をとげています。

この硬質レジンという材料は”CAD/CAM冠”といわれ、なんといっても見た目が白いので、保険の治療でも

銀歯と白いのを選べるというのはとても大きなメリットではないでしょうか?

では、そもそも昔から使われている”銀歯”のメリットとデメリットについておさらいしていきましょう

「銀歯のメリット」

・硬くてあまり壊れる心配がない

・薄く作れる分、歯を削る量が少なくて済む

「銀歯のデメリット」

・経年劣化により変形することによる虫歯の再発リスクがある。

・腐食し、変色、金属アレルギーなどの人体へ影響する可能性がある

クロム(発がんの恐れ)、インジウム(発がん性が確認)が含まれています。

(ドイツやスウェーデンではすでに使用禁止。EU全体もその傾向にあり、先進国では日本のみが警告もされないまま普通に治療として用いられています。)

 

「保険のCAD/CAM冠 メリット」

・白いので審美性がある

「保険のCAD/CAM冠 デメリット」

・吸水性があり、変色する

・強度があまりなく、その中でも強度を出すために歯を削る量が多い。(それでも壊れてしまうことがある)

・プラスチック製なので、汚れが付着し、停滞しやすい為、虫歯の再発リスクや、歯周病へのリスクがある

・材質の性質上、はずれやすい

 

いかがだったでしょうか?

こうみると、全く違う素材にはそれぞれメリットとデメリットがあり、おもしろいですね!!

人それぞれ、「これははずせない!」というところは違いますので、しっかり吟味して被せ物を選んでいきましょう!!

 

次回は虫歯の再発リスクの低い被せ物のお話をしていこうとおもいますのでお楽しみに!!

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

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