クリニックブログ

2021.07.28更新

今回もインプラントについてのお話です!!

 

前回GBR骨造成についてお話ししましたが、今回のソケットリフト/サイナスリフトも

骨造成の治療です。

一般的に上あごの骨(上顎骨)は薄く、歯が抜けてしまうとさらに顎骨が痩せてしまいます。

 

上顎(うわあご)の奥歯にインプラントを考えている方は、骨の量に注意が必要になります。

 

目の下、鼻の横には、サイナス(上顎洞)と呼ばれる空洞があります。

この空洞があるため、上顎は奥歯にかけて骨が薄い方が多く、しっかりと歯が生えている状態でも骨が薄い方も多くいます。

 

インプラントは骨に埋入するため、ある程度の骨の量が必要になりますので、

一定の骨量がない場合はインプラントの治療が難しくなり、歯医者さんによってはインプラントができないと言われてしまいます。

 

そうした理由で「骨が薄いからインプラントができないと言われた」とインプラント治療を諦めてしまう方は少なくありません。

しかし現在では、様々な治療方法で骨の厚みや幅を作ることで安心してインプラント治療が受けられるようになりました。

 

ソケットリフト (インプラントオペ即日治療が可能)          ソケット

上あごの、上顎洞という空洞がシュナイダー膜という膜におおわれています。

そのシュナイダー膜っを傷つけないように特殊な器具を使い少しずつ押し上げて、シュナイダー膜と上顎骨に隙間をつくります。

その隙間に十分な骨補填材を入れ、そのままインプラントを埋入します。

 

サイナスリフト (インプラントオペの約4~6か月前の事前治療が必要)

上顎の骨に高さがない場合に適応されるケースです。

治療方法

インプラントを埋入する部分の頬側の歯肉を切開し、露出した骨に穴をあけて、顎骨とシュナイダー膜を剥離し、

剥離した間に骨補填材を入れるスペースをつくります。

つくった隙間に十分な骨補填材を入れ、最後に穴の開いた骨の部分をふさいで剥離した歯肉を戻し縫合します。

サイナスリフトはインプラントの事前準備として行い、インプラントを埋入できるほどまでに

造骨されていればインプラントオペをするという流れです。

 

どちらも上あごの骨が足りない場合に必要な治療となります。

 

 

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

2021.07.22更新

こんにちわ。

今回はインプラントを埋入するための大前提である顎の骨のお話しをしていきます!!

 

まず、インプラントの方法をご存じない方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明していきます。

インプラントとは、歯を失ってしまった歯を補填するために行う治療のひとつです。

治療方法は、顎の骨に穴をあけ、顎の骨の状態に合ったインプラントの太さや長さをきめていきます。

なので、顎の骨に厚みがあったり、歯槽骨の高さも十分だとそれだけ太くて長いインプラントを埋入できるので、安定性も高まります。

歯にとってもインプラントをするにしても、顎の骨は土台なので、しっかり密度が高く、厚みも十分とれれば特に問題はありません。

 

ですが、抜歯をする理由の多くは歯周病や虫歯が原因で歯を失っています。

歯周病であったり、虫歯が進行し、根尖性歯周炎などが原因で抜歯した場合、炎症していたところは骨が溶けてなくなってしまっています。

一度失った骨は自然には戻りません。

 

骨造成 GBR(Guided Bone Regenration)

骨量が不足している患者様でも、骨造成をおこなうことでインプラントの埋入に必要な骨の高さや厚みを得られます。

骨造成治療にも、部位によって治療方法や言葉が違いますが、今回は GBR についてお話します!!

GBRとは、インプラントを埋入するときに、歯槽骨が十分でないところに補填することで、インプラントの機能性、安定性に優れた

治療を受けられるものです。

GBRはインプラントオペの時に、同時に行う治療になります。

まずインプラントを埋入し、骨が足りないところに補填するものですので、必要量によって金額も異なります。

 

メリット

・骨が少ないところにインプラントを埋入することができる

・インプラントを埋入した後のインプラントの安定性に優れる

デメリット

・保険診療ではないため費用がかかる

・天然の骨よりも感染リスクが高い

 

骨造成とは、インプラントの埋入に必要な骨を補填するためのものです。

必要の有無は事前に、CT画像などを分析することによって判断できる場合もありますので、

諦めずに、一度相談にいらっしゃってください。

(インプラントのご相談は事前予約制になっております)

 

 

次回はサイナスリフト・ソケットリフト

について詳しくお話させていただきますのでお楽しみに!!

 

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

2021.07.15更新

インプラント治療をしていくなかで、患者様から多くのご質問をいただきます。

その中でも、インプラントを入れるとMRIとれなくなる・・uun誤解されている方も多くいらっしゃいます。

今回は、インプラントとMRI、CTなどのご説明をさせていただきます

 

まずMRIとは?

体の断面をいろいろな角度から撮影できるとても画期的な機械ですね。

主に脳梗塞や人間ドックの検査に用いられる機械です。

light bulbMRIのしくみは協力な電磁波を発生させて体内の水分に共鳴させて、信号をキャッチすることで撮影できます。

  MRIを受ける際、身に着けている金属を外してくださいと言われるのは2つの理由があるといえるでしょう

強力な磁力によって金属が引き寄せられて、MRIが壊れてしまう

金属の影響でMRI画像に乱れが生じる

 

ではインプラントは何でできているの?

flower歯科用インプラントはチタンやチタン合金でできているものがほとんどといえるでしょう。

チタンやチタン合金には磁力がないので、MRI撮影も問題がありませんcloverclovercloverclover

 

explosionですが、一部、注意が必要なものもありますexplosion

オーバーデンチャーといわれるものや、磁性義歯です

オーバーデンチャーはインプラントの上部構造をご自身で取り外せる義歯を磁石で安定させるものです。

インプラントに磁石を取り付けているので、MRI撮影時にインプラントについている磁石を外す必要があると医師から言われると思います。

インプラントをそのままに、磁石だけ外すことも可能ですので、もし必要があればかかりつけの歯医者さんに相談してください。

磁性義歯は、ご自身の歯に磁石を装着し、取り外しができる入れ歯のことですので、オーバーデンチャーとほぼ同様になります。

 

また、インプラントや、お口の中の金属はほぼ非磁性体ですので、基本的にはMRIの撮影には問題がありませんが、

多量の金属がお口の中に入っている場合には外すように言われる場合もありますので、医師に相談しましょう。

 

ついでに、「CT撮影って大丈夫?」「治療途中で小さいレントゲン何回かとってるけど大丈夫かな・・」

と思われるかたもいらっしゃるので、簡単にご説明させていただきます。

CTはMRIと違い、X線で撮影します。

放射線を気にされる方もいらっしゃいますが、歯科用のX線撮影での放射線量はごく微量です。

私たちが生活しているなかで、実は自然放射線をあびているんです。

また、日本より10倍近い自然放射線量の国がありますが、発がんのリスクは日本と誤差程度。

つまり、歯科用のレントゲンも安心して受けていただけるレベルといえます。

歯科治療を行うなかで、レントゲンはとても重要なツールです。

当院ではより安全に行うために、からだには大きな防護用のエプロンもつけていただきますので、ご安心ください。chickchick

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

2021.07.04更新

 

 

ガイデットサージェリーとは切開手術をせずに行える装置を装着して

インプラント埋入まで行えるので、痛みや腫れが少なく治療時間も大幅に短縮できる画期的な治療方法です。

 

 

インプラントを考えるうえで、みなさん悩まれるのはやはり「手術」であるということが大きく引っかかっている方が多いように感じます。

手術というと、歯肉を切開して、最後に糸で縫って、少し期間をあけて縫った糸を外す。

「痛そう・・だったり腫れたらどうしよう・・」と一般的に想像されるのはこういったところだと思います

 

ガイデットサージェリーとは

事前にCTスキャンで撮影した画像データをもとに、

コンンピューター上でインプラント手術のシュミレーションを行うことで治療計画をたて、

その治療計画通りに、正確に行われる手術のことです。

専用のコンピューターソフトを使ったシュミレーションでは

インプラントを埋め込む適切な位置や角度、深さを診断する事ができます。

そのデータをもとに、3Dプリンターで手術用のテンプレートを作成し、い

インプラント埋入時に歯茎に装着し、インプラントを埋入するといった流れです。

事前のシュミレーションによって、周囲の神経や血管なども傷つけることなくインプラントを埋入できるので

大幅に患者様の負担を軽減することができます。

 

cloverメリットclover

・切開手術をしないので痛みや腫れがでにくい

・手術時間が短縮できる

・医師の技術に依存しない

 

 

 

 

 

 

 

leafデメリットleaf

 

・専用の器具を使うため、開口障害があるなど、口をあけられない方には使用できない

・別途、費用がかかる

詳しい話を聞きたい、少し気になる、インプラントを考えているなどのご質問がありましたら、

ぜひ一度ご来院ください。

検査をしてから患者様ひとりひとりに合った治療方法をご提案させていただきますchickchickchick

 

 

 

投稿者: 医療法人社団グリーンパーク 浅草駅前ヘキサ歯科・矯正歯科

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